最近ハマっていること
- keioguri2015
- 2018年9月28日
- 読了時間: 2分
最近ハマっていることがある。
それはバーミキュラーで米を炊くということ。
毎週日曜は僕の役割でもあり楽しみでもある。
お盆に妻のおばあちゃんが住む新潟に行き新米をいただいた。
何よりも嬉しいお土産だ。
そこで戻ってから兄にもらったバーミキュラーの鍋をひそひそと持ち出し、
公式レシピ通りの手順で炊いてみた。
はじめは鍋で炊いたという喜びに満足していたが、なんとなく好みの状態になっていないことに気づいた。
僕の好きな状態は一粒一粒がやや固くモッチリしながらもほろりとしたか噛み応えがある状態だが、仕上がりはつややかではあるがモッチモッチのやわい感じになる。
しかしどの行程をどのように操作したら好みの状態に近づけるのかがわからない。。
しかも、レシピ通り秒数を固定しているので、火加減によって仕上がりはブレる。
そこで料理研究家のKさんに話してみた。
それぞれの工程の意味を教えてもらった。
まず米を研ぐ作業はぬかの臭みをどこまで生かすかを決める。
火にかけて沸騰、煙と水が鍋蓋から少し漏れる。→極弱火で米を膨らます。水分が米に浸透するとパチパチっと音がする。→火を消して蒸らしに入る。 アルデンテはここで決める!
13分の蒸らしが公式レシピの設定だったので、僕は固めに仕上げるため8分で止めた。
出来た。
自分好みの米。
うまい。
秒数はなんとなくのガイドにして、状態、音に耳を傾ける。
成功率も格段に上がった。
昔、ロックバンドをやっていた時1ヶ月間くらいのツアーに出たときのことを思い出した。
ホテルに宿泊する予算がなく、キャンプをしながら毎朝、鍋で米を炊いた。
はじめはバリバリで食べれない仕上がりだったものが、何も計らずにどんどん上手くなっていった。
感覚で状態を察知していたのだと思う。
鍋と米と水と火だけを使ってタイミングだけで調理する。
実にシンプルで面白い!
いつもより茶碗に盛る動作も箸で口に運ぶ動作も自然と丁寧になる。
うん、うまい。
横で娘が3杯お代わりをした。 よし!
oguri kei
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